マイホームの建築は、一生に一度の大きな買い物であると言っても過言ではありません。自分や配偶者が住むだけではなく、いずれは子どもや孫に譲り渡すことができる資産にもなります。これからの生活を快適にするためにも、そしていずれ譲り渡す相手に、負担となる資産「負動産」と思われないためにも、建築する住宅の設計は慎重におこないましょう。
では、マイホームの建築を成功させるためには、どのようなことができるでしょうか?多くの方は、次のように考えるはずです。
・自分や家族の希望を固めておく
・信頼できるハウスメーカーに依頼する
・設計に関する知識を身につけておく
確かに、これらもマイホームの建築を成功させるためには大切です。しかし、忘れがちなポイントに、「住宅展示場に足を運ぶ」という事柄があります。
住宅展示場とは、実際の暮らしを想定して建築されたモデルハウスを比較検討できる場所のことです。複数のハウスメーカーが共同でモデルハウスを展示しているケースもあれば、1社が専用の展示場を用意しているケースもあります。
例えば、前者ならば盛岡市にディアホームをはじめとした8社の地元ハウスメーカーがモデルハウスを出展する展示場があります。まだ利用する会社が決定していない場合は、このように複数の会社がモデルハウスを展示している場所に足を運んでみましょう。
住宅展示場へ行ったら必ずしてほしい点が2点あります。
1つ目は、いくつかのモデルハウスを直接目で見て比較検討することです。建築される住宅は、各ハウスメーカーによって設備や素材、デザインなど様々な面に特徴が表れます。これらの特徴は、スタッフに話を聞く他、実際に建築された住宅を目で見ることにより、いっそう把握しやすくなります。
2つ目は、詳細な話を聞くことです。住宅展示場では、ハウスメーカーのスタッフに、住宅を建築するうえで疑問に思っている事柄や悩んでいる事柄を相談することができます。住宅建築のメリットやローン、税金、費用などに関する事柄が一例です。
住宅展示場を訪れる際の注意してほしい点も主に2点です。
1つ目は、予約が必要な住宅展示場も存在するという点です。モデルハウスの見学は予約不要であるケースが多いものの、中には完全予約制のモデルハウスもあります。住宅展示場に足を運ぶ際は、まず見学に予約が必要かどうかをあらかじめ調べておきましょう。
予約不要のモデルハウスであっても、見学希望者が多い休日は予約をしなければ見学ができない可能性もあります。心配な場合は事前に見学予約をしておくことをオススメします。
2つ目は、営業熱心なスタッフに出会う可能性があるという点です。セールストークが多い、販売に必死である、といったスタッフがいた場合、1日以上の時間を置いて、本当にその会社で良いかを冷静に検討しましょう。
住宅展示場を訪れることは、希望に即した住宅を設計するために大切です。マイホームを建築する際はぜひご活用ください。